ABOUT

Producteur|生産者

producter2

日本三大人工美林のひとつ、「天竜美林」のほど近くに、産地を支える生産者がいます。山と向き合い、確かな目で選んだ良質な木にこだわり、「浜松の木」の可能性を追求しています。木の「質」にこだわりを持つ建築士に木材を提供したり、地域の工務店に建材として提供するものの、これから産地をより良く保つには、なによりも一般の人が関心を持ち、「日本の木」を使う意識を高めていきたいと語ります。

日本の美しい風景と豊かな自然。それは、永遠にそこにあるわけでなく、人が手入れすることによって保たれています。浜松は「杉」や「ひのき」を有する、林業の日本三大産地。この地で働く人達が産地を愛することで、日本の林業を支えています。

IMG_3094

日本は、フィンランド、スウェーデンに次ぐ第3位の森林大国です。日本の国土の約70%は森林で、そのうち人工林は約40%と言われています。しかし、豊かな森林があるにも関わらず、日本の木材自給率は、たったの3割。約7割を安価な材料を求めて、木材を輸入しているのが現状です。国内では、好景気の頃に植えられた人工林の手入れが十分に行き届かず、いまや「森が病気になっている」状態になっています。

静岡県浜松市の面積の約70%は森林。全国に誇る森林資源を有していながら、その実態は多くの人工林を抱え、間伐や管理を適正化しなければ、環境循環により、川や海にまで悪影響が及びかねない現状なのです。 街中の空洞化、産業の衰退化などが問題視されている浜松ですが、自然を豊かに保つことも深刻な問題のひとつなのです。

まずは、知ってもらうこと。そして、関心を持ってもらうこと。産地の魅力を発信していくことで、少しずつ「日本の木」に対する意識が高まり、やがて愛着へとつながっていくことを切に願っています。

●生産者/永田木材株式会社

2013-10-04 | Posted in ABOUTComments Closed